貯びっと日記

低所得・投資初心者のちょびっとした投資雑記ブログ。

ちょっとのお金をどう活用するか…実体験を通して自由に書いていくことを目標にしています。

保険もちょびっとだけ入っておこう。【がん保険編】

 著者は昼は金融機関で仕事をしております。もちろん保険屋さんです。保険を扱う職業の著者の考えをちょびっとだけ書いてみようと思います。今回はがん保険についてです。細かいことを書いてしまうと仕事上の立場が悪くなりますので、大まかに記事にしています。具体的な他社名を出して批判はしませんし、著者がどこの保険屋さんなのかも述べません。

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最近のニュース

 ずいぶん報道でありましたが、芸能人の堀ちえみさんがステージ4の舌癌で闘病生活をしているという報道やスポーツ界では水泳の池江璃花子選手は白血病を公表もありました。

堀ちえみオフィシャルブログ「hori-day」Powered by Ameba

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「可哀想だ」とか「頑張ってほしい」など、いろんな意見があります。またテレビやスポーツ界界に帰ってきてほしいと著者も思っています。しかしながら、がんは果たして他人事なのでしょうか?

がんになるリスク

 一生のうちにがんになる確率

 公益財団法人 がん研究振興財団の「がんの統計2016年版」によると、

日本人が一生のうちが「がん」と診断される人は・・・

男性が62.7% 女性が46.6%

男女とも2人に1人の割合でがんになる可能性があるというデータが出ています。

ganjoho.jp

https://ganjoho.jp/data/reg_stat/statistics/brochure/2017/cancer_statistics_2017_fig_J.pdf

上記のリンクはPDFファイルになります。

 男性に至っては6割ががんになるようです。女性も5割に近く、かなりの高確率であるというのがわかるデータの一つだと思います。

 とりわけ、がんは遺伝すると言われます。血のつながる家族にがんになった人がいるかどうかもリスクを考える要素の一つだと考えられます。他にも喫煙や飲酒、食生活など健康管理も重要ですが、どれだけ良い健康管理をしても、どれだけ良い食生活を行ってもがんになる可能性は否定できません。

がんの部位別を見るとどうでしょうか?

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罹患とは新たにがんと診断されることを言います。

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 2つの資料を見れば男性と女性では違いは大いにあります。女性特有のがんもリスクは極めて高いのが見てわかると思います。

がん保険の中身

 がんになったときのリスクのためにある保険ががん保険です。がん保険には加入しており、がんと診断され、治療を行った場合に出る保険金は以下の通りです。

①初めて診断された時の一時金

②がんでの入院日額

③手術での保険金(入院・外来)

④先進医療での保険金

⑤再発時の一時金

など...

※生保各社、様々な商品があります。他にも特約で別の保険金が出たり、保険金が出ない場合もあります。最近は通院治療に特化したものもあります。

がん保険は基本的に掛け捨て

 以前は積立型のがん保険もありました。しかし今はどこも掛け捨て型が主流となっています。どのようなものがあるのかというと・・・

①生保各社のがん保険

②生命保険の主契約に付属した特約のがんの保障

③クレジットカードに付帯できるがん保険

④ネット保険

⑤がんの共済

 クレジットカード付帯型やネット保険は人件費が抑えられているため、料金は安く設定されています。ただこれらは「保険」なので年齢が上がると基本的にリスクが高くなっているという考えです。それに伴い料金も上がっていきます。

 年齢が上がっても料金が上がらない保障を扱うところもあります。「保険」ではなく「共済」というものです。

 共済は掛け金が加入してから一定である分、若いときに入った場合は、保険よりもちょびっとだけ割高になります。支払い総額では保険よりも共済のほうが安くなります。保険の加入を考える場合、判断材料とすべきところがこの支払総額です。年齢が上がり払うことができないということで、保証を下げてはあまり意味がありません。がんは年齢が上がるにつれてなる確率は上がるからです。下記のグラフを見ればがんになるリスクと年齢がわかるかと思います。

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<商品を選ぶポイント>

 商品を選ぶのであれば、「支払総額が安いものを比較すること」「保障を下げないで維持できるか」この判断材料も重要です。

例えばの事例

 がんに実際になった時に、どれくらいのお金がかかるのか?問題はこの点だと思います。どれだけ良い保障に入っても、もしがんにならなければ、掛け捨てなのでお金がもったいないということも考えてしまいます。

 

~がんで30日間近く入院を余儀なくされた場合~

医療費の総額は約250万円ほどかかります。

公的医療保険で賄える金額は7割と高額療養費制度(入院月14日間)を利用することで自己負担額を減らすことができます。

 しかし手出しが約20万円は覚悟しなければなりません。それに追加して、差額ベッド代や公的医療保険の対象外の治療費(使用した場合)やその他雑費(テレビカード代や日用品代、交通費、快気祝い)など、約25万円かかったとします。いきなり45万円のお金が手元にありますかというと・・・

 それにさらに追加して、仕事勤めであれば療養のために休まないといけません。自営業者は収入が入りません。もちろんサラリーマンであれば健康保険から傷病手当金*1が支給されますが、家族がいると養う必要があるため足りません。

 やはり貯金を取り崩すや投資の資金を取り崩すといったことになります。それは回避したいところです。病気で苦しいときに値下がりしている銘柄を売る行為も頭が痛いです。持っていれば上がるはずだったのに・・・そうなったら嫌ですね。

 

 ちなみにがんの治療に対する医療技術は年々発展していますが先進医療技術を用いた場合、公的保険で対応はできません。全額自己負担になります。重粒子線治療は300万円くらいかかるそうです。それを全部自己資金で払うとなると・・・きついですね。

最近のがん保険の情報

 ある保険会社では最近仕組みの改訂が行われました。対象は⑤再発時の一時金です。何が変わったのかというと、①がんと診断されて一時金をもらった後、2年以内に再発した場合は⑤再発時の一時金が出ないという改悪な仕組み改訂が行われました。発売当初は1年以内であったり、1年半であったりでした。

 がんの再発は1年半以内というのが極めて高い確率です。再発する加入者が多いため、支給を少なくすることで組織や商品を守るようになってきているということと、保険を運用してお金を増やすことが難しくなっている事情があります。マイナス金利政策が保険会社にも効いているということですね。

<商品を選ぶポイント>

 商品を選ぶのであれば、「再発時の一時金がどのくらいの期間空けば貰えるのか」この判断材料も重要です。

終わりに

 保険は入らなくてもいいという意見もありますが、保険は最低限入っておいて損はないと考えています。ただあくまでちょびっとだけでも入っておくべきというのが著者のスタンスです。がん保険の場合、基本的に一度がんになると加入することはできません。

 商品を選び、加入するのであれば、保険料が年齢に応じて上がっていかないタイプのものであるタイプや支払総額が安い商品をオススメします。ネット保険も安くていいですが、何かあった時に窓口が電話だけというのは心細いですし、加入の際はすべて自己判断、自己責任となってしまいます。約款の小さな文字まで目に通すかというとおそらく目を通さないと思います。相談するのであれば、話題のほけんの窓口なんかも相談すると良いと考えます。都市部ではアイリックコーポレーションも保険の元祖対面型ショップですね。そういうところで、保険の担当として「一番入っておいたほうが良い商品が何か」聞いてみるのもありだと思います。

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*1:支給条件は①病気・ケガの療養中のとき ②療養のため仕事に就けないとき ③連続する3日間を含み、4日以上仕事に就けなかったとき ④給料等を貰えないとき・・・有休を使った場合は対象外